慧眼日記~修羅編~

思った事を書いてるだけ

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微々たる出来事の連なり

車を運転していた。脇道から白いノアが飛び出してくる。けっこうなタイミングだった。それなりな急ブレーキを踏まされた。軽い舌打ちが漏れる。しかも飛び出してきたソイツの背中には「赤ちゃんが乗ってますシール」がこれ見よがしに輝いている。いや、おめえだよ。おめえがちゃんと運転できねえくせに変な主張してんじゃねえ。そう思った。そしてソイツは車線変更をして隣同士あなたと僕は信号待ちに。どんな面か拝んでやろうかと。若奥様風のマダムだった。端正な横顔からは気品が。信号にイライラしているのかハンドルを指でトントンしてらっしゃる。うん、やっぱ急いでたんだな。保育園に子どもでも迎えにいくのかな?それともスーパーのタイムセールかな?そう考えているうちに僕のイライラはどこかへ消える。そんな些細な感情だったんだ。人生の1ページにも刻まれない微々たる出来事。しかし、そんな微々たる出来事の連なりが人生ではなかろうか?そう考え、これを書き残している。そして僕達は走り出した。かのマダムはパチ屋へ吸い込まれていった。

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